妊娠中に最もよくないものはストレス

当院の患者様の中には妊婦さんもよく来られます。

逆子の方や肩こり腰痛の方など、症状は様々です。

ですが、妊婦さんにありがちな精神的疲れなどで来院される方は非常に少ないのです。
それは何故か。
答えは、それが知らず知らずのうちに背負っているストレスだからなのです。

本来、ストレスというのは普段とは違った環境に身を置くと感じやすくなるものです。

寒い・暑いなどの温度環境の変化や、職場が変わったなどの生活環境の変化など、とにかく人間の身体は変化に適応しようとします。
そしてその変化に適応しきれず、それが蓄積され次第にストレスへと変わっていきます。

特に妊娠中は変化の連続ですから、そのストレスたるや計り知れません。
ですから、妊娠中はちょっとしたことでも精神不安定に陥りやすいのです。
また、ストレスの多いお母さんから産まれてくる赤ちゃんは低体重になりやすい、という統計も出ています。

妊婦さんの治療に関しましては、逆子の方や肩こり腰痛の方だけでなく、何かと疲れてらっしゃる方も大いに適応となるわけですね。
身体の痛みだけでなく、「ただ何となく疲れる」といった症状は不定愁訴といい、鍼灸やマッサージの得意分野でもあります。

妊娠中の健康維持は、ご主人のご理解とご協力が必要不可欠ですが、もしも今お一人で症状にお悩みでしたら、迷うことなくマッサージを受けることをオススメいたします。